里山のテラス

■現在進行中の現場に行きました。
山林、沢、田んぼ。
里山の自然が多く残るこの土地にテラスをつくります。

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ここで言うテラスとは、単に個人の敷地の中に平坦な広場をつくるということではありません。
外部環境(風景)の中におけるテラスとしてその一部となるように。
(あくまで、開発により景色を変えない事を大事にしています。)

「使い古した感」を演出するために、床の計画は洗出しとコテ押えのグラデーションとしました。
仕上がりはかなりイイ感じです。
今後は、切り株を利用してベンチをつくる予定です。

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新国立競技場の一件で、「建設計画」というものがいかに他意に溢れているのかがわかりましたね。
民間工事でも同じことが言えます。
施主の理想・予算、設計の主張、施工サイドの都合、元請け・下請けそれぞれの立場。
いろんな事情がありますが、最低限の共通認識は必要ですよね。

/坂下晃司

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