■「住宅の基本形というのは立方体である。 ある明るさがある。 そうしてそこに火と水と便所がある。 それから植物がどうしても要る。 これは1鉢の植物でもいいから要る。 それが人間の最低限の原型だと思います。」
・・・これは、建築家・吉村順三(1908~1997)の言葉です。 住宅にとって、植物は水廻りと同じくらい必要なもの。 この仕事をはじめた頃に、この言葉と出会い、強く共感しました。
もしも風景から植物が無くなったら・・・。 と思うと、ボクらのやっている事に自信が湧いてきます。
/坂下晃司